純白の君へ


「…えっ」


正直、そんな細かいところまで考えてくれた人は初めてだった。



いろんな思いが頭の中を交差する中、私はただ頂いた純白のユリのピアノをそっと胸で抱き締めながらただただ彼に


「…ありがとうございます。必ず大切にします。」


とお礼をいった。







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