近くて遠い星~あなたに逢いたくて~
ケータイのアラームで目を覚ます。

いつの間に寝てたんだろう?


「昨日、willとの話…」

を思い出していた所までは覚えていた。


考えてもわからない。

学校に行く準備をした。


電車を乗り継いで学校についた。

「あ!」

「おはよ!」

玄関で秀治さんと一緒になって、挨拶してくれた。


「おはようごさいます!」

やっぱりドキドキする。


「昨日、あれから大丈夫だった?」

「はい、秀治さんのおかげで」

そこから階段までしゃべりながら並んで歩いた。


「じゃ、またね」

「はい、また」


ヤバイカッコイイ!

自分でも顔が少し赤くなっているのがわかった。


なるべく冷静を装って教室に入った。


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