近くて遠い星~あなたに逢いたくて~
悠でも聡でもない男の人の声がした。


「なんなんだよ、お前」

「邪魔すんなよ!」


3人組はその男の人に襲いかかる。


絶対ヤバい。

そう思ってギュッと目を閉じる。


でも、数分のうちに鈍い音がして3人組の男達は苦しそうにしながら逃げていった。



「すみません。ありがとうございます。強いんですね!」


「いえ、ケンカなんか初めてで…」



男の人をみると、どこかで見たことがあるような気がした。


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