野獣な執事とワンコお嬢様
でも、好きになったらどうしようもないよね?
とりあえず、ソレを聞いてみよう…。
とても久しぶりに母に電話をかけた。
ヒョウに聞かれたくないので、寝たふりをして、ヒョウがいなくなってから。
「もしもし、琴音?どうかしたの?」
「今年は帰って来れるのかなって…」
「今年は帰れるの!!今から楽しみ~」
「そっか!!よかったぁ~」
3年ぶりかな?
本当に楽しみだ。
「それだけで電話してきたわけじゃないんじゃないの?」
「うん、えっと…す、好きな人ができたら…どうすればいいのかなって…」
「えっ、好きって言えば?」
「言っていいの!?相手がどんな人でも!?」
「まさかダメ男なの!?」
「いや、ダメ男ではないかな…」
「琴音の思うようにしていいの。龍蔵だって、雪乃ちゃんのこと、断ったってよかったんだから」
そうだったんだ…。
じゃああたしはこのままヒョウを好きでいたっていいんだね。
「彼氏ができたら教えなさいよ?どんな男か調べなきゃ~」
やっぱりそうなるのね…。
とりあえず、ソレを聞いてみよう…。
とても久しぶりに母に電話をかけた。
ヒョウに聞かれたくないので、寝たふりをして、ヒョウがいなくなってから。
「もしもし、琴音?どうかしたの?」
「今年は帰って来れるのかなって…」
「今年は帰れるの!!今から楽しみ~」
「そっか!!よかったぁ~」
3年ぶりかな?
本当に楽しみだ。
「それだけで電話してきたわけじゃないんじゃないの?」
「うん、えっと…す、好きな人ができたら…どうすればいいのかなって…」
「えっ、好きって言えば?」
「言っていいの!?相手がどんな人でも!?」
「まさかダメ男なの!?」
「いや、ダメ男ではないかな…」
「琴音の思うようにしていいの。龍蔵だって、雪乃ちゃんのこと、断ったってよかったんだから」
そうだったんだ…。
じゃああたしはこのままヒョウを好きでいたっていいんだね。
「彼氏ができたら教えなさいよ?どんな男か調べなきゃ~」
やっぱりそうなるのね…。