野獣な執事とワンコお嬢様
少しくらい…慣れてもらわなきゃ。



「俺は今からお前にエロいことをしようと思う」

「へっ!?」

「先に言ったからな。もう覚悟はできてるはずだろ?」

「ちょっ、ヒョウ…」



どうやって教え込もう…。



俺だけの琴音だって。



俺だけがお前に触ってもいいって。



琴音の上に馬乗り状態。



逃がす気ねぇし。



「なにするのヒョウ~…」

「キスの、その先」

「マンガみたいなことするの…?」

「あ!?ん~、そうだな」

「ヤダよ。よくわからないもん」

「俺が教えてやる」

「痛いんだって」

「知ってる。最初だけだから安心しろ」

「ヒョウはあたしに痛いことするの?今まで意地悪ばっかりされてるけど、痛いことはしなかったのに…」



な、なんだそのおかしな考え…。



俺が悪人みてぇな言い方しやがって…。



意地悪って…。



琴音にしたらイジメられてる感覚なのか?



ウソだろ…。



俺、琴音の教育間違った気がする…。



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