野獣な執事とワンコお嬢様
イジメですね、お嬢様
【琴音】
夏の終わりに風邪をひいたあたしは復活。
代わりに看病してくれたヒョウにうつしてしまった。
「ゲホッ…」
「辛いなら学校休んだらいいのに…」
「うっせぇ。平気だ」
咳が止まらないらしく、喉が痛いみたい。
声がおかしい。
だけどヒョウは学校へ来て授業を受けている。
ジョーくんも、クラスのみんなも心配してて。
まぁ、クラスのみんなって言うか、ヒョウのファンの子たちなんだけどね…。
「ヒョウ様お熱は?」
「あたしにうつしていいよぉ?」
「ダルそうなヒョウ様もステキ~!!やたらセクスィ~」
いつも悪態をつくヒョウも、今日はムリらしい。
相当鬱陶しいのか、机に顔を伏せてしまった。
具合悪いのに騒がれるって、辛いよね…。
「あのっ、みなさん…」
「何?なんか文句でもあるわけ?」
「ヒョウが弱ってるから少し静かに…」
「いつもうるさいのはあなたですけど?所詮犬のくせに」
えっ、犬…?
夏の終わりに風邪をひいたあたしは復活。
代わりに看病してくれたヒョウにうつしてしまった。
「ゲホッ…」
「辛いなら学校休んだらいいのに…」
「うっせぇ。平気だ」
咳が止まらないらしく、喉が痛いみたい。
声がおかしい。
だけどヒョウは学校へ来て授業を受けている。
ジョーくんも、クラスのみんなも心配してて。
まぁ、クラスのみんなって言うか、ヒョウのファンの子たちなんだけどね…。
「ヒョウ様お熱は?」
「あたしにうつしていいよぉ?」
「ダルそうなヒョウ様もステキ~!!やたらセクスィ~」
いつも悪態をつくヒョウも、今日はムリらしい。
相当鬱陶しいのか、机に顔を伏せてしまった。
具合悪いのに騒がれるって、辛いよね…。
「あのっ、みなさん…」
「何?なんか文句でもあるわけ?」
「ヒョウが弱ってるから少し静かに…」
「いつもうるさいのはあなたですけど?所詮犬のくせに」
えっ、犬…?