野獣な執事とワンコお嬢様
ぶちギレですよ、お嬢様
【琴音】
最近イジメられなくなった…。
それはヒョウがみんなの前であたしを『彼女』と言った日から。
この学校に入学して、こんなに平和なのは初めてだぁ~。
「琴音の周り、花が浮いてる…」
「えっ?」
「兄ちゃんに見とれてんの?」
現在、球技大会真っ最中。
早々に負けた女子バスケチームのおかげで、あたしは現在、体育館の上のギャラリー、応援スペースでヒョウを見てる。
隣には、1年生のくせにテニス個人で優勝しちゃったアゲハ。
「イジメられなくなったんだよ」
「それでそんなに幸せそうなわけ?」
「うん、おかしい?」
「琴音ってさぁ…安い女だよなぁ…」
そ、そう…?
だけど、ヒョウともうまく行ってるし、イジメはなくなったわけだし。
平和っていいよねぇ~。
「アゲハも彼女作れば?」
「俺にそんなヒマないから。琴音の護衛って名目で日本にいれるわけだし…」
タマキさんに怒られるよね…。
最近イジメられなくなった…。
それはヒョウがみんなの前であたしを『彼女』と言った日から。
この学校に入学して、こんなに平和なのは初めてだぁ~。
「琴音の周り、花が浮いてる…」
「えっ?」
「兄ちゃんに見とれてんの?」
現在、球技大会真っ最中。
早々に負けた女子バスケチームのおかげで、あたしは現在、体育館の上のギャラリー、応援スペースでヒョウを見てる。
隣には、1年生のくせにテニス個人で優勝しちゃったアゲハ。
「イジメられなくなったんだよ」
「それでそんなに幸せそうなわけ?」
「うん、おかしい?」
「琴音ってさぁ…安い女だよなぁ…」
そ、そう…?
だけど、ヒョウともうまく行ってるし、イジメはなくなったわけだし。
平和っていいよねぇ~。
「アゲハも彼女作れば?」
「俺にそんなヒマないから。琴音の護衛って名目で日本にいれるわけだし…」
タマキさんに怒られるよね…。