野獣な執事とワンコお嬢様
最初はどうであれ、今はアゲハを理解してるわけだし…。
「それを言ったら2号だって、家と屋敷の往復しかしてない」
「それもそうだね…」
「じゃあ休みをあげることにしようか。ふたりとも、日曜と、何日かの平日の放課後は休みとか」
「それいいっ!!あたしから言ってもふたりとも言うこと聞いてくれないと思うからお兄ちゃんが言ってね?」
「いいよ。タマキの説得が先だけど」
こうしてお兄ちゃんはタマキさんを説得して、ふたりに休みをあげることを話した。
アゲハは究極に嬉しそうで。
きっとヒョウも嬉しいよね?
「龍蔵様、それは強制ではないですよね?」
「ん~、強制ではないけど。2号は嬉しくなさそうだね」
「いえ、そんなことはありませんが…。自分の自由に休みを取らせていただきたいと思っただけです」
「それは、休みたくないって意味だよね、2号」
「ははっ、そうかもしれません」
「言うと思ったよ。好きにすればいいと思~う」
「お気持ち、ありがたく頂戴いたします、龍蔵様」
ヒョウはやっぱりヒョウだった。
「それを言ったら2号だって、家と屋敷の往復しかしてない」
「それもそうだね…」
「じゃあ休みをあげることにしようか。ふたりとも、日曜と、何日かの平日の放課後は休みとか」
「それいいっ!!あたしから言ってもふたりとも言うこと聞いてくれないと思うからお兄ちゃんが言ってね?」
「いいよ。タマキの説得が先だけど」
こうしてお兄ちゃんはタマキさんを説得して、ふたりに休みをあげることを話した。
アゲハは究極に嬉しそうで。
きっとヒョウも嬉しいよね?
「龍蔵様、それは強制ではないですよね?」
「ん~、強制ではないけど。2号は嬉しくなさそうだね」
「いえ、そんなことはありませんが…。自分の自由に休みを取らせていただきたいと思っただけです」
「それは、休みたくないって意味だよね、2号」
「ははっ、そうかもしれません」
「言うと思ったよ。好きにすればいいと思~う」
「お気持ち、ありがたく頂戴いたします、龍蔵様」
ヒョウはやっぱりヒョウだった。