野獣な執事とワンコお嬢様
ずっとこうやって触ってたい…。



なんでかわかんねぇけど、マジで好き…。



「好きぃ…」

「どうしたの?ヒョウ、変だよ?」

「甘やかしたいだけ。握りつ潰したいほど好き」

「潰さないでね?」

「ん~…」



寝れそうだ…。



琴音が近くにいて、俺の腕の中におさまってて。



めちゃくちゃ幸せ…。



「くすぐったいよ、ヒョウ…」

「うっせぇな…」

「眠いの?」

「寝ない。琴音だな…」



後ろから肩に頭を置く。



琴音がチビすぎて体制キツい…。



「ふふっ、ヒョウが甘えてるみたい」

「甘えてねぇよ」

「甘えてるよ」

「ふざけたこと言ってっと、押し倒す」

「ご、ごめんっ…」



するわけねぇだろ。



それは琴音が完全に元気になってから。



あぁぁぁぁぁ~…。



言葉にできないくらい好きだ…。



「よっと」

「ぬぁっ!!」

「キスだけで我慢してやる」

「ん、あたしもしたい…」



横に抱っこした琴音に、久しぶりのキス。



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