野獣な執事とワンコお嬢様
離したくねぇ…。



めちゃくちゃ気持ちいい…。



「ヒョウっ…」

「ん?」

「うつるかも…」

「平気だ。お前みたいに体弱くねぇから。黙ってされとけ」

「んっ…」



キスしまくり。



琴音の顔が真っ赤で。



ヤバい、コレ以上はもうやめとこう…。



マジで襲いそう。



「さて、仕事に戻るかな」

「何かするの?」

「シェフから頼まれた買い出し。琴音はなんか欲しいものあるか?」

「夜、ヒョウの仕事が終わったら映画見たい」

「わかった、なんか借りてくる」

「楽しみにしてるね」



ってことは、今日も一緒に寝るのか…。



早めに仕事を終わらせよう。



ネクタイをしめなおし、シェフに頼まれた食材を買いにいく。



そして、琴音が好きそうなラブストーリーを数本借りた。



「ただいま戻りました」

「青柳、客来たから」

「お客様ですか?」

「琴音の友達。あれ、桜小路の嫡男と、その他」

「対応していただき、ありがとうございます。お茶を持って行きますので」



あいつら、見舞いか。



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