野獣な執事とワンコお嬢様
教室に戻って、ジョーと琴音の元へ。



「ひょ、ヒョウ…?」

「コイツ、ジョー」

「桜小路くん…?」

「俺の友達だ。いいだろ」

「なんでヒョウに友達なんかがてきるのっ!!」



精々悔しがれ。



マジで悔しそうな顔…。



泣かせたい、イジメたい…。



あぁぁぁ~…、ゾクゾクする…。



「青柳くん、超カッコイイ…」

「うっせぇ、女狐共」

「「キャァァァ!!」」

「マジ…うっせぇ…」



なぜか知らないが、今日は手紙を10枚もらった。



全部に『付き合ってください』と書いてあり、気持ち悪いので燃やす。



俺の何を知ってんだか…。



学校が終われば、即帰宅。



着替えてすぐに仕事。



「シェフ、本日のメニューは?」

「今日はパスタだよ」

「了解しましたっ!!」



迎えの車に乗り、琴音を公園まで迎えに行く。



ホームルームが長引いたりした時のためと、車での送迎を誰にも見られたくないからと、時間をずらしてるらしい。



< 38 / 500 >

この作品をシェア

pagetop