野獣な執事とワンコお嬢様
泣くのは危険ですよ、お嬢様
【琴音】
ゴールデンウィークとは、退屈な休みだ。
何もすることがない。
「お嬢様、本日の紅茶はアッサムでございます」
「ふぅん…」
「コーヒーにいたしますか?」
「紅茶でいい…」
「いかがされました?」
ヒョウは相変わらずだし…。
昔みたいに遊んでもらえないんだろうなぁ…。
「つまんない」
「読書に飽きたのですか?」
「あっ、どっか行かない?」
「それは、執事として着いてこいという意味でよろしいのですね?」
「ヤダっ!!と、友達として…」
「左様でございますか。お嬢様が自ら…では、仕度をしますので」
しばらく玄関で待った。
そう言えば、ヒョウの私服って見たことない。
いつもシャツとベストにネクタイをピシッと着こなしてるか、だらしなく着た制服。
ヒョウがダサかったら笑えるんだけどなぁ~。
待つこと5分、やってきたヒョウは残念なことに…。
細身のパンツに、白いVネック…。
その上に、薄いジャケットで、ネックレスまでちゃんと着けてる…。
足が長い…。
きっとヒョウなら、なんでも着こなしてしまうんだよ…。
ゴールデンウィークとは、退屈な休みだ。
何もすることがない。
「お嬢様、本日の紅茶はアッサムでございます」
「ふぅん…」
「コーヒーにいたしますか?」
「紅茶でいい…」
「いかがされました?」
ヒョウは相変わらずだし…。
昔みたいに遊んでもらえないんだろうなぁ…。
「つまんない」
「読書に飽きたのですか?」
「あっ、どっか行かない?」
「それは、執事として着いてこいという意味でよろしいのですね?」
「ヤダっ!!と、友達として…」
「左様でございますか。お嬢様が自ら…では、仕度をしますので」
しばらく玄関で待った。
そう言えば、ヒョウの私服って見たことない。
いつもシャツとベストにネクタイをピシッと着こなしてるか、だらしなく着た制服。
ヒョウがダサかったら笑えるんだけどなぁ~。
待つこと5分、やってきたヒョウは残念なことに…。
細身のパンツに、白いVネック…。
その上に、薄いジャケットで、ネックレスまでちゃんと着けてる…。
足が長い…。
きっとヒョウなら、なんでも着こなしてしまうんだよ…。