野獣な執事とワンコお嬢様
どうやら、行き先は雪乃さんちの別荘。



アゲハを連れて、雪乃さんの運転で出発!!



「琴音、泊まりに行くって兄ちゃんに言ったんだよな?」

「メールしといたよ」

「ならいいけど。なんかあったら俺の責任だって、タマキに言われたから」

「何もないよ~」



車を運転する雪乃さんと話しながら、やっと目的地についた。



目の前にはプライベートビーチ。



小さな建物が今日の宿です!!



お互い水着に着替え、砂浜で遊ぶわけだけど…。



「アゲハ、暑くないの?」

「これ、制服だし。夏用になってるから。それに、薄着になるといろいろ見えちゃうだろ」



隠し持ってるものがですか…。



棒みたいなヤツとか、手錠とか。



さすがボディガード…。



「アゲハ、ビールおかわり~」

「はいはい」

「夜ご飯もよろしくね」

「かしこまり~」



雪乃さんはアゲハを気に入ってる。



弟みたいでカワイイんだって。



仕事となれば、きっちりやるし。



まだアゲハの本当の実力ってのを見たことはないけど。



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