キープアウト!
体全身を見せるのが恥ずかしくて、隠したいけど隠せない。

「何だよ~? 今更だろ?」

そう言いながら。
亮二がシャワーを浴び始めた。

妙に色っぽくて、ドキドキしてしまった。

亮二はあたしにシャワーをかけてくれる。

そして。
シャワーを止めると、あたしを抱きしめた。

「朝、起きたらいないから、焦ったよ」

「どうして?」

「つき合うことになった、その日に何度も抱く男に嫌気さして、帰られたと思ったんだよ」

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