キープアウト!
「そんなことあるわけないよ。好きだから抱かれるんだから」

「エッチが好きだから、抱かれたのか?」

「違う! 亮二が…好きだから」

自分で言って。
自分で照れてしまった。

「素直でよろしい」

亮二が満足気に笑顔になり一人で頷いていた。

なんだか、好きを言わせられたみたいで悔しいなぁ。


シャワーを浴びて、服を着てリビングへ。

朝なんだし。
ここは彼女らしいところを見せなくてはと思い、
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