キープアウト!
「樹里のエッチ」

言われて、カァァッと赤くなってしまった。

週末に散々、愛し合ったのにまた求めようとしていたあたしはエッチなのかもしれない。

「じゃあな。おやすみ」

「おやすみなさい」

あたしは片手を上げて見送った。

パタン…と。
玄関のドアが閉まった。

亮二が帰った後、クローゼットを開けた。

そこには、たとんでいなかった洗濯物の山。

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