キープアウト!
亮二が苦笑いしている。

どうしよう。
あたしの体がどんどん熱くなってくるのを感じる。

結婚しよう。
なんて言われて舞い上がってしまったのかな?

それから、なんだか、若干ダルイ気がする…

お酒飲みすぎたかな?

「樹里?」

あたしは亮二の肩に寄りかかったまま眠りについてしまった。



――翌朝



目を覚ますと布団の中だった。

亮二はどこにもいない。
帰ったのかな?
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