キープアウト!
だいたい。
好きになられるようなことは、何もしてないし。

あたしが佐伯くんのことを知っていた情報は、年が一緒だということくらいだった。(りかちゃんが言っていた)

本当にあたしのことが…?
どこか嘘くさい。
信じるもんか。
信じられなかった。


――翌日


会社に着くと、食堂に向かった。

ここの会社は、お茶と紅茶とコーヒーがただで飲めるというありがたいシステムだった。
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