待ちぼうけの恋煩い【完】
『へ…いや、えっと…』
私が慌てて否定の言葉を言おうと口を開いた時、
『そうやで』
…まるで、当然だとでも言うように奏ちゃんが言葉を発していた。
『そ、そうなんだ…』
明らかにテンションダウンした女子の皆様。
いやいや、違うからね!
付き合ってないから!
と、奏ちゃんに言おうとすると…
『い〜わ〜!!、最高よ!2人とも!!!』
そこには…テンションMAXの未来の姿があった。