待ちぼうけの恋煩い【完】


けど、やっぱり、気になる私。




ちらりと、未来が指をさす方向を見つめてみる。






…うっ、確かにかわいい





奏ちゃんのことを目をキラキラさせて見ている佐藤さんの姿になんだか心がモヤモヤする自分がいるのに気が付く。






その時だった。







『七瀬!!』





私を呼ぶ声が聞こえたのは。





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