待ちぼうけの恋煩い【完】


『……』




私の部屋に入った後も奏ちゃんは、なぜか無言…。





てか、この空気何…



重苦しい空気が漂う中、私は、無理矢理、笑顔を浮かべて奏ちゃんの前に立つ。





『あ…そう言えば、奏ちゃん、大阪はどうだった?いきなりもどってくるからビックリしたんだよ?』




『…あぁ』




『喋り方もすっかり関西弁だしさ…』




『そやな…』





…会話終了。




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