待ちぼうけの恋煩い【完】


そして、その日から3日後、




奏ちゃん家族は、大阪に行ってしまった。






『…待ってるよ』




私は、ポソリとそう呟く。





――――何年でも待ってるから






< 7 / 63 >

この作品をシェア

pagetop