関西出身天才少女と新撰組
教室は五月蠅くなった。

自由な高校やし、帰りのHRなんて滅多にない。

やからロッカーから荷物をとって、教室を出ようとした。

「奏~!もう帰るん?一緒に帰らへん?」

親友の綾乃。

天然でかわいい。

勿論学年一可愛くてモテるのだが、本人は気づいていない。

鈍感なのがたまに瑕。

とまぁ、綾乃の紹介はこの辺にしてと。

「ごめん、今日は遠慮しとく。
 剣道の練習があんねん」

「そっか、じゃまた明日ね」

それに返事をして、教室をあとにした。


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