運命の果ての恋〜歴史は変わらない〜
「あのね」
美夜は、決心した。
「私…未来から、来たの」
「未来…!?」
龍馬は、あまりの衝撃で、未来という言葉を繰り返す事しかできなかった。
驚く反応を見せる龍馬に、美夜は少し手が震える。
頭おかしいのではないか。
と思われていると考えるだけで美夜は何故か心が締め付けられる気持ちになった。
「…信じてくれないよね…」
そう言う美夜の声は、寝かけだから小さいわけではなかった。
さっきよりもか細く、
声が震えていた。
「美夜ちゃん、わしが返事ばするまえに勝手に決め付けるんじゃないがぞね」
龍馬は、そう言いながら美夜の頭をピシッとデコピンをした。
「痛ッ!!」
突然のデコピンと、龍馬の意外な返事に思わず龍馬の顔を見る。
すると、龍馬は、優しい瞳をしていた。
美夜は、時が止まったように、
その瞳に吸い込まれるように、
瞳から視線を外せなくなった。
「ん??美夜ちゃん??」
龍馬はおーいと手の平をブンブンと美夜の目の前でふる。
「んはっ!!!」
バッと美夜は急に我にかえったのか、謎の奇声をあげた事に龍馬は笑う。
それに美夜は頬を朱に染めた。
「アハハハハ!!!美夜ちゃんはこじゃんと面白い顔ばするのぅ!!」
「わ、笑うなァ!!!」
わたわたと龍馬の膝の上で、暴れる美夜だがうまく龍馬は美夜の攻撃をかわす。
その数十分の攻防が、続いた。
美夜は、決心した。
「私…未来から、来たの」
「未来…!?」
龍馬は、あまりの衝撃で、未来という言葉を繰り返す事しかできなかった。
驚く反応を見せる龍馬に、美夜は少し手が震える。
頭おかしいのではないか。
と思われていると考えるだけで美夜は何故か心が締め付けられる気持ちになった。
「…信じてくれないよね…」
そう言う美夜の声は、寝かけだから小さいわけではなかった。
さっきよりもか細く、
声が震えていた。
「美夜ちゃん、わしが返事ばするまえに勝手に決め付けるんじゃないがぞね」
龍馬は、そう言いながら美夜の頭をピシッとデコピンをした。
「痛ッ!!」
突然のデコピンと、龍馬の意外な返事に思わず龍馬の顔を見る。
すると、龍馬は、優しい瞳をしていた。
美夜は、時が止まったように、
その瞳に吸い込まれるように、
瞳から視線を外せなくなった。
「ん??美夜ちゃん??」
龍馬はおーいと手の平をブンブンと美夜の目の前でふる。
「んはっ!!!」
バッと美夜は急に我にかえったのか、謎の奇声をあげた事に龍馬は笑う。
それに美夜は頬を朱に染めた。
「アハハハハ!!!美夜ちゃんはこじゃんと面白い顔ばするのぅ!!」
「わ、笑うなァ!!!」
わたわたと龍馬の膝の上で、暴れる美夜だがうまく龍馬は美夜の攻撃をかわす。
その数十分の攻防が、続いた。