運命の果ての恋〜歴史は変わらない〜
「ま、わしらに慣れてくれたっちゅう事なら素直にこじゃんと嬉しいき」
重太郎は、突然笑顔になった。
寝起きの仏頂面でもなければ
寝ている時の天使でもない。
やっぱり、美夜はギャップに弱かった。
重太郎は、本当に心の奥底から嬉しいと思っていた。
美夜は、男だらけのこんな所で不安になるんじゃないか。
と。
しかし、重太郎の嫌な予感が的中しないで重太郎は至極安心していた。
美夜は、確かに龍馬達に慣れてきたのもある。
しかし。
1番美夜を変えたのは。
龍馬の存在だった。
「それとも」
重太郎は、美夜を見透かす様に口を開く。
「龍馬と…なんかあったかえ」
重太郎は目線を龍馬にやる。
つられて美夜も龍馬を見てみると、心臓がじわりと熱くなった。
慌てて重太郎に視線を戻すと重太郎が悪戯っぽい顔して言うもんだから、美夜はまたドキリとしてしまう。
まぁ外れてもいないが。
重太郎は、はながきく。
美夜の反応ですぐにわかった。
「あ…あるわけないじゃん!!!」
慌てて隠そうとしてるけど、目は泳ぎまくっているし、口元の笑みが引き攣っている。
誰でも嘘だと分かる。
重太郎は美夜の反応を楽しんだ後、てきとうに納得したフリをした。
美夜も、楽しまれていたのがわかっていた。
「今日は向かう所ばあるきぃ。もたもたしとれんがぞね。ほら龍馬、起きぃ」
スッと重太郎は立ち上がり、龍馬におもいきり蹴りをお見舞いした。
「ぐふぉっ!!??」
龍馬はいきなり蹴られ声を上げて痛がるから、美夜は思わず龍馬に寄る。
「おぅ??美夜ちゃんがか??わし蹴り飛ばしたの」
私は子供みたいに首をぶんぶんと横にふった。
「武智がそげんこつばせんがぞね。龍馬、出る支度ばしぃ」
重太郎は龍馬の足をギリッと踏み付けた。
「い゙っ!?」
(コイツ…Sだ)
重太郎にバレないよう密かに思う美夜であった。
重太郎は、突然笑顔になった。
寝起きの仏頂面でもなければ
寝ている時の天使でもない。
やっぱり、美夜はギャップに弱かった。
重太郎は、本当に心の奥底から嬉しいと思っていた。
美夜は、男だらけのこんな所で不安になるんじゃないか。
と。
しかし、重太郎の嫌な予感が的中しないで重太郎は至極安心していた。
美夜は、確かに龍馬達に慣れてきたのもある。
しかし。
1番美夜を変えたのは。
龍馬の存在だった。
「それとも」
重太郎は、美夜を見透かす様に口を開く。
「龍馬と…なんかあったかえ」
重太郎は目線を龍馬にやる。
つられて美夜も龍馬を見てみると、心臓がじわりと熱くなった。
慌てて重太郎に視線を戻すと重太郎が悪戯っぽい顔して言うもんだから、美夜はまたドキリとしてしまう。
まぁ外れてもいないが。
重太郎は、はながきく。
美夜の反応ですぐにわかった。
「あ…あるわけないじゃん!!!」
慌てて隠そうとしてるけど、目は泳ぎまくっているし、口元の笑みが引き攣っている。
誰でも嘘だと分かる。
重太郎は美夜の反応を楽しんだ後、てきとうに納得したフリをした。
美夜も、楽しまれていたのがわかっていた。
「今日は向かう所ばあるきぃ。もたもたしとれんがぞね。ほら龍馬、起きぃ」
スッと重太郎は立ち上がり、龍馬におもいきり蹴りをお見舞いした。
「ぐふぉっ!!??」
龍馬はいきなり蹴られ声を上げて痛がるから、美夜は思わず龍馬に寄る。
「おぅ??美夜ちゃんがか??わし蹴り飛ばしたの」
私は子供みたいに首をぶんぶんと横にふった。
「武智がそげんこつばせんがぞね。龍馬、出る支度ばしぃ」
重太郎は龍馬の足をギリッと踏み付けた。
「い゙っ!?」
(コイツ…Sだ)
重太郎にバレないよう密かに思う美夜であった。