運命の果ての恋〜歴史は変わらない〜



美夜が店へ向かう支度を終わらせ、襖を静かにしめて立ち去った。


静かな空気が流れる中。

「龍馬…起きとるろー…」


そう、重太郎が呟くと。

布団がもぞもぞと動きひょこりと龍馬が顔を出す。


「…アハハ」

苦笑いをしながら。


「おまん…躾ぐらいしぃ…あと、おなごちゅー自覚も教え。」

「大丈夫やき。今日美夜ちゃんにこじゃーんとお仕置きばするき♪♪」

「ほたえな。わしが寝る違う所でしぃ」




< 65 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop