運命の果ての恋〜歴史は変わらない〜



「迷惑かけてごめんね…」


美夜はそっと龍馬の唇に自らの唇を重ねた。

ただ、触れるだけのキス。


「えずい。わしん前ですんじゃなか」

重太郎はいつものように眉間にシワを寄せる。

「アハハ…」

二人は苦笑いをする。


そして、三人は花の様に笑顔を綻ばせた。


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