衝動書き短編集-先生編-


そこには窓際にもたれかかって
不機嫌そうに煙草を吸っている先生




その姿をみて
不謹慎ながらも格好いいと思ってしまう



「何の用だ」



「先生の様子がおかしいので…
何かありました?」



先生は少し黙る



「別に何もない」



「嘘つかないで下さい」


それから沈黙が続く



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