ヴァルキュリア イン キッチンⅡeternal
『……早く見せたい』


 時計を見ると午後八時を回っていた。



 一条は半日キッチンで仕事をしたあと、夕方から会食に出かけていた。



 会食の場所はローザンからさほど離れていないところにあるのを思い出して奈央は机の上を片付けると、携帯で一条の番号を呼び出した。
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