ヴァルキュリア イン キッチンⅡeternal
 いま自分が話しているのは本当に神崎紗矢子なのだろかと未だに信じられない気持ちが拭えなかった。



「でも、暇つぶしゲームも案外つまんないわ……面白くない、友達になんてなるもんじゃなかったわね」



 奈央は紗矢子の挑発を冷静に受け止めていた。


 そして、忘れていた過去の記憶が蘇る。

 ―――やっぱり友達になんてならなければ良かった。


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