年下の彼氏
「空くん早いね!」
ほら、そんな笑顔で言われたら・・・たまらないから。
「いや、今来たとこ!」
何てベタな台詞を言ってるんだろう。
「そっか、良かった。」
「じゃあ、行こ!」
愛奈の手を握り公園から出た。
映画館に着くと人はやっぱり多くてカップルや家族連れが多かった。
「空くん、あそこの席開いてるよ?」
指を差した方を見ると丁度、席が開いていた。
「なら、座ろっか。」
そう言って2つ開いている席に座る。
そしてタイミングよくブザーが鳴り映画が上映された。
買ったばかりのポップコーンを食べながら大きなスクリーンを見る。
やっぱ迫力あるなー。
館内は暗いから余計にでも凄さは増す。
隣の愛奈はスクリーンに釘付け。
今回の映画はベタな恋愛映画。
姉ちゃんがチケットくれたから無料だったから嬉しいけど。
とまぁ・・・そんな事よりも俺は前のカップルに夢中。
こんなところでイチャつきやがって。
たぶん高校生ぐらいだろうな。
見てるこっちが恥ずかしい!
俺は見ていられなくなり顔を下に向けた。
「空くん、前の人凄いね・・・。」
愛奈の小さい声が横から聞こえた。
館内の暗さで良く見えなかったけど愛奈は、きっと真っ赤な顔してるだろうな。
「あんま見ないとこ・・・。」
恥ずかしくなり愛奈から目をそらす。
俺達と同じカップルでも前のカップルの方が断然、上だ。
人前でキスって恥ずかしくないのか・・・?
まぁ、キスしたいっていったらしたいけど人前でするほど勇気なんてないし。
なんて結局、映画には集中できずにラストのラブシーンを迎えた。
映画の中のカップルは抱き合ってキスをしようと顔を近づけている。
そして、俺の愛奈ではない隣のおばさんは鼻をすすって泣いていた。
そんなに泣ける話だった・・・?
集中できずに見ていた俺は疑問に思った。
そして映画のカップルがキスを交わすと映画は終わってしまった。なんて、ありきたりなラストシーン。
ほら、そんな笑顔で言われたら・・・たまらないから。
「いや、今来たとこ!」
何てベタな台詞を言ってるんだろう。
「そっか、良かった。」
「じゃあ、行こ!」
愛奈の手を握り公園から出た。
映画館に着くと人はやっぱり多くてカップルや家族連れが多かった。
「空くん、あそこの席開いてるよ?」
指を差した方を見ると丁度、席が開いていた。
「なら、座ろっか。」
そう言って2つ開いている席に座る。
そしてタイミングよくブザーが鳴り映画が上映された。
買ったばかりのポップコーンを食べながら大きなスクリーンを見る。
やっぱ迫力あるなー。
館内は暗いから余計にでも凄さは増す。
隣の愛奈はスクリーンに釘付け。
今回の映画はベタな恋愛映画。
姉ちゃんがチケットくれたから無料だったから嬉しいけど。
とまぁ・・・そんな事よりも俺は前のカップルに夢中。
こんなところでイチャつきやがって。
たぶん高校生ぐらいだろうな。
見てるこっちが恥ずかしい!
俺は見ていられなくなり顔を下に向けた。
「空くん、前の人凄いね・・・。」
愛奈の小さい声が横から聞こえた。
館内の暗さで良く見えなかったけど愛奈は、きっと真っ赤な顔してるだろうな。
「あんま見ないとこ・・・。」
恥ずかしくなり愛奈から目をそらす。
俺達と同じカップルでも前のカップルの方が断然、上だ。
人前でキスって恥ずかしくないのか・・・?
まぁ、キスしたいっていったらしたいけど人前でするほど勇気なんてないし。
なんて結局、映画には集中できずにラストのラブシーンを迎えた。
映画の中のカップルは抱き合ってキスをしようと顔を近づけている。
そして、俺の愛奈ではない隣のおばさんは鼻をすすって泣いていた。
そんなに泣ける話だった・・・?
集中できずに見ていた俺は疑問に思った。
そして映画のカップルがキスを交わすと映画は終わってしまった。なんて、ありきたりなラストシーン。