Dearest
短冊を書き終えた5人は、ベランダに飾ってある笹に短冊を結び付けに向かった。
ベランダに出ると、遮る物のない夜空に沢山の星が散りばめられていた。
「うわぁ…綺麗。あれ天の川かな?」
アキが指差す方を見ると、星が連なって空に浮かんでいた。
「ベガ(織り姫星)とアルタイル(牽牛星,彦星)も喜んでいますね、きっと」
5人は暫く夏の夜空に見とれていた。
「こんな沢山のお星様がいるなら、どんな願いも叶えてくれそうね」
アキがそう言って微笑むと、子ども達は笹に短冊を飾る。
レオンは悩んだ末に沢山書いた短冊の中から一枚だけ選び、笹に結び付けた。
「ラヴは何て書いたの?」
「私ですか。これですよ」
ラヴがアキに短冊を見せると、アキもラヴに短冊を掲げた。
「…あたしも同じ事書いた」
2人の願い。
“このままずっと5人が幸せでありますように…”
願いを託された短冊は満天の夜空の下、風に揺られていた。
沢山の星達と、一年分の幸せを噛みしめているであろう恋人に見守られながら…
ベランダに出ると、遮る物のない夜空に沢山の星が散りばめられていた。
「うわぁ…綺麗。あれ天の川かな?」
アキが指差す方を見ると、星が連なって空に浮かんでいた。
「ベガ(織り姫星)とアルタイル(牽牛星,彦星)も喜んでいますね、きっと」
5人は暫く夏の夜空に見とれていた。
「こんな沢山のお星様がいるなら、どんな願いも叶えてくれそうね」
アキがそう言って微笑むと、子ども達は笹に短冊を飾る。
レオンは悩んだ末に沢山書いた短冊の中から一枚だけ選び、笹に結び付けた。
「ラヴは何て書いたの?」
「私ですか。これですよ」
ラヴがアキに短冊を見せると、アキもラヴに短冊を掲げた。
「…あたしも同じ事書いた」
2人の願い。
“このままずっと5人が幸せでありますように…”
願いを託された短冊は満天の夜空の下、風に揺られていた。
沢山の星達と、一年分の幸せを噛みしめているであろう恋人に見守られながら…