Dearest
3・心配性
何やら楽しそうに鼻歌を唄うアキ。
ラヴは仕事、サミュエルはレポートを提出しに大学へ行っていて不在の中、暇人のアシュリーとレオンはリビングでテレビを見ながら、アキを見つめていた。
「アキ、何かいい事でもあったぁ?」
レオンがアキに問うと、アキはニンマリ笑う。
「内緒にしてたけど今日ね、卒業した短大の文化祭があって、OGとして店やるんだよ」
「ふーん、だからご機嫌なのかぁ。何の店やんの?」
「中華飯店だよ。それでね…じゃーん!チャイナ服着るんだ」
「ぐっ…!!ゲホゲホ」
アキが見せ付けるチャイナ服は、ミニミニで体のラインがわかる程タイトな造りだった。
その服を見たアシュリーは、煙草の煙りを思い切り吸い込んでむせった。
「なーにアシュリー、やらしい事考えただろ」
「ちげーよ!黙れ、レオン。…てか、アキはそれ着たらダメだ」
「なんでよ!!」
可愛過ぎて危ないからだよ!!
…とは死んでも言えないアシュリー。
「…いっ…いい歳のババア着ても客来なくなるだけだからだっ!!」
「アシュリーなんか死んじゃえ!!」
アキはアシュリーにソファに置いてあった雑誌を投げると、家を出て行った。
ラヴは仕事、サミュエルはレポートを提出しに大学へ行っていて不在の中、暇人のアシュリーとレオンはリビングでテレビを見ながら、アキを見つめていた。
「アキ、何かいい事でもあったぁ?」
レオンがアキに問うと、アキはニンマリ笑う。
「内緒にしてたけど今日ね、卒業した短大の文化祭があって、OGとして店やるんだよ」
「ふーん、だからご機嫌なのかぁ。何の店やんの?」
「中華飯店だよ。それでね…じゃーん!チャイナ服着るんだ」
「ぐっ…!!ゲホゲホ」
アキが見せ付けるチャイナ服は、ミニミニで体のラインがわかる程タイトな造りだった。
その服を見たアシュリーは、煙草の煙りを思い切り吸い込んでむせった。
「なーにアシュリー、やらしい事考えただろ」
「ちげーよ!黙れ、レオン。…てか、アキはそれ着たらダメだ」
「なんでよ!!」
可愛過ぎて危ないからだよ!!
…とは死んでも言えないアシュリー。
「…いっ…いい歳のババア着ても客来なくなるだけだからだっ!!」
「アシュリーなんか死んじゃえ!!」
アキはアシュリーにソファに置いてあった雑誌を投げると、家を出て行った。