Dearest
11・記憶
PM8:00。
夕食を終え、リビングでくつろぐエンドロール家。
ソファには足を組むラヴと煙草を吸うアシュリーが座り、ソファの下ではサミュエルが新聞を読んでいる。
そんな穏やかな空気が流れているリビングには、時折アキとレオンの笑い声が響く。
「あははは!やだー」
「ぎゃはは!こいつらウケる♪」
2人はテレビの前でお笑い番組を観て涙を流しながら笑っていた。
「ガキだな。あいつら」
「アキは可愛いですが、レオンはうるさいです」
ラヴとアシュリーは爆笑する2人を見ていた。
「はぁ。うるせーから俺風呂入ってこようっと」
アシュリーは煙草の火を消すと、お風呂場に向かった。
「あっ!9時からラヴが出てるドラマ始まるんだ。レオン、番組変えるよ?」
「ラヴならそこにいんだから、それ見てなよ」
「そういう問題じゃないでしょ!リモコン貸してよ」
さっきまで一緒に笑っていたアキとレオンは、リモコンの取り合いを始めた。
「仕方ない。アキがチューしてくれたら番組変えていいよ♪」
そう言ったレオンは後ろからラヴに蹴飛ばされた。
アキはアシュリーがお風呂に入った事に気付くと、バスタオルを出しにお風呂場へと向かう。
「アシュリー、バスタオル出しておいたからね」
「わかった」
脱衣場から出ようとしたアキは何やら変な匂いに気付き、鼻に意識を集中させる。
「…ってアシュリー!お風呂の中で煙草吸わないの!!」
「わかった、わかった。もうあがるから出てけ」
アキは渋々洗面所を後にすると、リビングに戻った。
テレビではラヴが主演するサスペンスドラマが始まっていた。
「レオン、アシュリーもう出てくるからお風呂入ってきなさい」
「はーい。サミュエル一緒に入るぅ?」
「誰が入るか」
サミュエルに即答されたレオンは1人寂しく風呂場へ向かった。
そんなレオンと入れ替えに、綺麗なロングのブロンドの髪をタオルで拭きながらアシュリーがリビングに戻ってきた。
夕食を終え、リビングでくつろぐエンドロール家。
ソファには足を組むラヴと煙草を吸うアシュリーが座り、ソファの下ではサミュエルが新聞を読んでいる。
そんな穏やかな空気が流れているリビングには、時折アキとレオンの笑い声が響く。
「あははは!やだー」
「ぎゃはは!こいつらウケる♪」
2人はテレビの前でお笑い番組を観て涙を流しながら笑っていた。
「ガキだな。あいつら」
「アキは可愛いですが、レオンはうるさいです」
ラヴとアシュリーは爆笑する2人を見ていた。
「はぁ。うるせーから俺風呂入ってこようっと」
アシュリーは煙草の火を消すと、お風呂場に向かった。
「あっ!9時からラヴが出てるドラマ始まるんだ。レオン、番組変えるよ?」
「ラヴならそこにいんだから、それ見てなよ」
「そういう問題じゃないでしょ!リモコン貸してよ」
さっきまで一緒に笑っていたアキとレオンは、リモコンの取り合いを始めた。
「仕方ない。アキがチューしてくれたら番組変えていいよ♪」
そう言ったレオンは後ろからラヴに蹴飛ばされた。
アキはアシュリーがお風呂に入った事に気付くと、バスタオルを出しにお風呂場へと向かう。
「アシュリー、バスタオル出しておいたからね」
「わかった」
脱衣場から出ようとしたアキは何やら変な匂いに気付き、鼻に意識を集中させる。
「…ってアシュリー!お風呂の中で煙草吸わないの!!」
「わかった、わかった。もうあがるから出てけ」
アキは渋々洗面所を後にすると、リビングに戻った。
テレビではラヴが主演するサスペンスドラマが始まっていた。
「レオン、アシュリーもう出てくるからお風呂入ってきなさい」
「はーい。サミュエル一緒に入るぅ?」
「誰が入るか」
サミュエルに即答されたレオンは1人寂しく風呂場へ向かった。
そんなレオンと入れ替えに、綺麗なロングのブロンドの髪をタオルで拭きながらアシュリーがリビングに戻ってきた。