Dearest
「…アキ」

「ん?どうしたの?」



少し艶っぽい声を出すラヴ。

その声にアキは顔を赤く染めた。




「そろそろ4人目の子どもを作りませんか?」

「えっ!?」

「もう息子達は自立しましたし、もう1人くらいならまだ私も養えますよ」



ラヴは悪戯な顔で笑う。


アキはそんなラヴを見つめながら静かに頷いた。




「次は女の子がいいですね」

「あたしはラヴとの子どもなら、どっちでも幸せよ」



アキがそう言って赤くなった顔を隠すと、ラヴはフッと微笑みアキを抱き上げる。




「そうですね。どちらでも愛する事にはかわりありません。…では早速励みますか」

「えっ!?今から!?」

「はい。待ちきれません。今夜は寝かせませんよ」




アキは照れてラヴを叩きながらも、その晩はラヴに身を委ねた。
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