Dearest
「俺はアシュリー程出来た男じゃないんだよ!でも諦められない!!悪いかよ!!」


「俺だって普通の男だ。買いかぶるな。辛いのはお前だけじゃない。だから安心しろよ…」



アシュリーの言葉にレオンは掴んでいたアシュリーの服を離した。


サミュエルも俯きながら2人の会話を聞いていた。




「カッコいいじゃねぇか。生涯ただ1人の女を愛すなんて。立場は違えどラヴと同じだ」

「…アシュリーは本当に大人だよね。…老け顔だし」

「顔は関係ねぇだろ!」




子ども達は酒の匂いが漂う散らかる部屋の中、笑い合っていた。
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