Dearest
「アシュリー達は結婚していないのかしら?」



母の言葉に子ども達は俯く。




「あなた達が結婚して子どもが出来たら曾孫が出来るのね。年を感じるわ」

「先生、年取ったもんね♪本当におばあちゃんになっちゃった」



暫くアキの両親と門の前で話し込むと、アキ達は部屋に案内された。




「変わってないなぁ、ホワイトガーデンは」



アキ達は懐かしい施設を眺めていた。

母は一家にお茶を淹れる。




「アキは素敵な息子が4人も出来てよかったじゃない。頑張ってるのね」

「うん!ラヴがいるから頑張ってこれたよ」




アキがニッコリ笑ってそう言うと、ラヴは赤くなりながら紅茶を啜った。
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