Dearest
キズナはホワイトガーデンへ向かい、ラヴとアシュリーは救急車を呼び、アキと共に病院へ向かった。


検査を受けたアキに特に異常は見られなかった。




「なんだったのでしょうか。いきなり倒れたのに異常がないなんて」

「疲労が溜まってたんじゃねぇの?もう歳だし」

「それだけだったらいいのですが…」



病室で眠るアキを見つめるラヴは変な胸騒ぎがしてならなかった。




「…確かに最近たまにおかしいよな、アキ。物忘れが多いような、よく転ぶような」



ラヴとアシュリーが話していると医者が病室へやってきた。




「ご家族の方ですか?奥様はもしかしたら軽度のアルツハイマーかもしれません」

「アルツハイマー?」

「はい、記憶がなくなっていく病気です。まだ確定する事は出来ませんが…」




医者の言葉に愕然とする2人。
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