Dearest
ラヴの青みがかったグレーの瞳は、綺麗で純粋で汚れる事を知らなくて、ラヴの心を表してるみたいだった。


その瞳には抗えない。




「…でっ…でも!あたし初めてだから恐いよ」

「アキ…可愛いです」



真っ赤になるアキを抱きしめながら、ラヴは優しく微笑んだ。




「私も初めてです。ですが、こんな可愛い顔したアキを見てしまったら我慢なんて出来ません。
私はずっと…あなたに触れたかった」



抱きしめてくれてるラヴの心臓もすごい速さで鳴っていて、微かに震えていた。



そんな彼をアキは愛しく思った。




「うん…いいよ。ラヴ大好きだもの」



アキがそう呟くと、ラヴは優しく微笑んでアキにキスを落とした。




次第に深くなる口付けにアキの意識は薄れていく。
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