Dearest
用意された料理は全て皿だけになり、お腹を満たした5人はのんびりとくつろいでいた。



「さてと、お風呂に入りに行きますか」

「わーい風呂風呂〜♪」



ラヴとレオンはお風呂の準備をする。




「浴衣があるから浴衣着よっか」



アキは隅に置いてあるホテルの浴衣とタオルをみんなに渡した。




「サミュエルはあたしと女湯に入る?」

「はい。お母さんを1人にはしません」



アキとサミュエルの会話に反応した男3人。




「えーっ!サミュエルだけ狡いよ。俺も女湯がいい」

「ダメ!レオンは下心があるからダメ」

「ぎゃははは!!だっせーレオン」



しょぼくれるレオンに爆笑するアシュリー。

そんな2人をよそにラヴが呟く。




「私も久しくアキの裸を見ていません。アキとお風呂入りたいです」

「……………」

「ラヴが女湯入ったら捕まるぞ」




ラヴの発言に引いた4人は、足早に大浴場へと向かった。
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