Fragile~思い出に変わるまで〜
「どんどんアピッといてください!
さわやかなイケメン桜井をよろしくと!」
選挙か!!、とツッコミながらも、さとみが誰かに好意をもたれていることが不思議に思えた。
出会った頃から自分のことを好きでいてくれて、自分だけに愛情を注いでくれているさとみを、今まで客観的に見たことがなかった。
そうか……
さとみだって確かにモテる要素があるのかもしれないな。
あまりにも自分に一途すぎて、今までヤキモチとか嫉妬とかいう感情を抱いてこなかったことに気づく。
こうして桜井に言われて初めて自分の妻の魅力に向き合っていた。
「桜井はさ、どこがそんなに気に入ってくれてんの?」
純粋に他人から見た妻の魅力を知りたくて、そう聞いてみた。
さわやかなイケメン桜井をよろしくと!」
選挙か!!、とツッコミながらも、さとみが誰かに好意をもたれていることが不思議に思えた。
出会った頃から自分のことを好きでいてくれて、自分だけに愛情を注いでくれているさとみを、今まで客観的に見たことがなかった。
そうか……
さとみだって確かにモテる要素があるのかもしれないな。
あまりにも自分に一途すぎて、今までヤキモチとか嫉妬とかいう感情を抱いてこなかったことに気づく。
こうして桜井に言われて初めて自分の妻の魅力に向き合っていた。
「桜井はさ、どこがそんなに気に入ってくれてんの?」
純粋に他人から見た妻の魅力を知りたくて、そう聞いてみた。