Fragile~思い出に変わるまで〜
一度で終わると思ってたのに、これから何回かは藤森に会わなくてはいけないらしい。
椅子に体を預け天井を見上げる。
さとみにも言わなきゃならないし、正直……気が重い。
でも引き受けたからには、ばれないように作戦を立てるのは仕方ないのかもしれない。
もう一度深いため息をついたあと、重い体を起こして返信のメールを打ち込んだ。
【わかった、いつにする?
平日だとお互い仕事もあるから日曜日のがいいかな?】
送信してから、指で目頭を押さえた。
あまり気乗りしないけれど、こうなったのも自分のせいでもある。
憂鬱な気分でいると、すぐに返信が来た。
【迷惑かけちゃってごめんなさい
娘はわりと人懐っこいから、何回か会ってれば、健ならすぐに懐くと思うんだ
ほんとにありがと!
さっそくだけど、今週の日曜は都合どうかな?】
椅子に体を預け天井を見上げる。
さとみにも言わなきゃならないし、正直……気が重い。
でも引き受けたからには、ばれないように作戦を立てるのは仕方ないのかもしれない。
もう一度深いため息をついたあと、重い体を起こして返信のメールを打ち込んだ。
【わかった、いつにする?
平日だとお互い仕事もあるから日曜日のがいいかな?】
送信してから、指で目頭を押さえた。
あまり気乗りしないけれど、こうなったのも自分のせいでもある。
憂鬱な気分でいると、すぐに返信が来た。
【迷惑かけちゃってごめんなさい
娘はわりと人懐っこいから、何回か会ってれば、健ならすぐに懐くと思うんだ
ほんとにありがと!
さっそくだけど、今週の日曜は都合どうかな?】