彼女が変身した事情
-パタン…-
シャワーを浴びて自分の部屋へ。優の部屋の電気はついていない……
着替えて部屋を出ようとする。
-RRRR♪…-
携帯が鳴る。
「はい………」
『あ、俺~』
真崎か……。
「何?」
『何はねーだろ。何回も着信入れてんのに』
「あー………」
忘れてた。
『一昨日の合コン!お前あれはねーだろ。麻由ちゃん泣いて智のケータイにTELしてきたぞ?』
「風邪引いてヤバかったんだ。しかたねーだろ」
『せっかくお膳立てしてやったのに、らしくねー』
らしくねぇって……俺らしいって何?女なら見境なく食っちゃえば俺らしいの?
『昨日はガッコサボるしよぉ。明日は来るんだろ?』
「あー多分」
『麻由ちゃんがどうしてもお前の事諦めらんないっつーんだよ。可愛い娘だろ?付き合ってやれよ』
「悪りぃけど。好きでもない娘とは付き合う気ない」
今までの俺だったら有り得ない発言。よっぽど優に本気なんだ……。自分でもビックリ。
『その気ないなら自分で断れよ。俺からは言えねーからよ。智の立場があっから』
「あ、おい……」
『じゃ、会いたいって言ってたって伝えとくから』
「こら……」
切られた。ったくめんどくせぇ事押しつけやがって。
-ピンポーン-
「はい?」
戸を開けると、そこには白いスウェット姿の優。
「ご飯です」
呼びに来てくれたのか。無表情で。
「あぁ、行くよ」
いい匂いがする。
ダイニングテーブルには飯が用意されている。今日はサラダにスープ、メインはハンバーグ。
「いただきます」
優の飯食うと自然に顔がほころぶ。外食より断然旨いし。
優はカウンターキッチンの向こうでお茶を入れてる。
-カップルっぽいんだけどなぁ-
「どうぞ」
カップ二つテーブルに置く。優も食べ始める。量は俺の半分もない…。
「足りんの?それで」
「十分です」
ゆっくりゆっくり口に運ぶ。
シャワーを浴びて自分の部屋へ。優の部屋の電気はついていない……
着替えて部屋を出ようとする。
-RRRR♪…-
携帯が鳴る。
「はい………」
『あ、俺~』
真崎か……。
「何?」
『何はねーだろ。何回も着信入れてんのに』
「あー………」
忘れてた。
『一昨日の合コン!お前あれはねーだろ。麻由ちゃん泣いて智のケータイにTELしてきたぞ?』
「風邪引いてヤバかったんだ。しかたねーだろ」
『せっかくお膳立てしてやったのに、らしくねー』
らしくねぇって……俺らしいって何?女なら見境なく食っちゃえば俺らしいの?
『昨日はガッコサボるしよぉ。明日は来るんだろ?』
「あー多分」
『麻由ちゃんがどうしてもお前の事諦めらんないっつーんだよ。可愛い娘だろ?付き合ってやれよ』
「悪りぃけど。好きでもない娘とは付き合う気ない」
今までの俺だったら有り得ない発言。よっぽど優に本気なんだ……。自分でもビックリ。
『その気ないなら自分で断れよ。俺からは言えねーからよ。智の立場があっから』
「あ、おい……」
『じゃ、会いたいって言ってたって伝えとくから』
「こら……」
切られた。ったくめんどくせぇ事押しつけやがって。
-ピンポーン-
「はい?」
戸を開けると、そこには白いスウェット姿の優。
「ご飯です」
呼びに来てくれたのか。無表情で。
「あぁ、行くよ」
いい匂いがする。
ダイニングテーブルには飯が用意されている。今日はサラダにスープ、メインはハンバーグ。
「いただきます」
優の飯食うと自然に顔がほころぶ。外食より断然旨いし。
優はカウンターキッチンの向こうでお茶を入れてる。
-カップルっぽいんだけどなぁ-
「どうぞ」
カップ二つテーブルに置く。優も食べ始める。量は俺の半分もない…。
「足りんの?それで」
「十分です」
ゆっくりゆっくり口に運ぶ。