君だけに〜


広も女子に囲まれることはあるが、広はフレンドリーなため、うまくやり過ごしているが

俺にはさすがに無理なので、女子が望む王子様キャラを演じることにした。


「おまえは、相変わらずだな」

「ほっとけ」

広に呆れられながら教室に入った。やっぱりかぁ………しかし、女子の叫び声は収まらず、俺の机の前は女子に囲まれ、いつものようにうんざりしていた。



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