四つ葉のクローバー
原田謙人
中学の初めての委員集会で俺は開始ギリギリに教室に着いた。
周りは知らない人ばかりで、ちゃんと早く着いてた他のクラスの一年らはもう仲良く話している。
居心地悪くて同じクラスのもう一人の子を探すと後ろからダッシュでやって来る人が。
それが浅井千尋。
高2の終わり頃、浅井の事が好きだった。
でも、その時浅井には付き合ってるヤツがいて、何も言わずにずっと友だちを続けた。
最初は避けたりしてたけど、途中からどーでもよくなって、もうただの気の合う友だちって割り切ることにした。
そう考えるとまた前のように話したり、ふざけたり出来るようになった。
大学に入って、永倉と仲良くなって、名前は伏せてその話をしたら、「ただの逃げじゃねぇの?」って薄笑いされて突っつかれたけど、今はこれでいいんだ、今はね。
周りは知らない人ばかりで、ちゃんと早く着いてた他のクラスの一年らはもう仲良く話している。
居心地悪くて同じクラスのもう一人の子を探すと後ろからダッシュでやって来る人が。
それが浅井千尋。
高2の終わり頃、浅井の事が好きだった。
でも、その時浅井には付き合ってるヤツがいて、何も言わずにずっと友だちを続けた。
最初は避けたりしてたけど、途中からどーでもよくなって、もうただの気の合う友だちって割り切ることにした。
そう考えるとまた前のように話したり、ふざけたり出来るようになった。
大学に入って、永倉と仲良くなって、名前は伏せてその話をしたら、「ただの逃げじゃねぇの?」って薄笑いされて突っつかれたけど、今はこれでいいんだ、今はね。