叶わない恋だとしても~I Love you~
「優大、終わってたん?」





こっちを向いてるお母さんと、2人。
「まぁ...
 邪魔せんとこぉって思って」
一応お母さんの横に並ぶ。






「海歌ちゃん、息子の優大です」
目が合う。
「中田海歌です、よろしくね」
あの時の変わらない笑顔で、微笑む。
「岡本優大です、よろしく」
緊張して下を向いてしまった。






「クラス違うみたいやけど、
 仲良くしたってな」
「こちらこそ」
「じゃあ、お先に。
 優大、いくよ」
「さよなら」






車に向かって歩いてる途中、
中田海歌の方をみた。
友達と話しているのか、
楽しそうに笑っていた。
目、合えばいいなと思ったけど
そんな簡単に物事は進まないよな...






視線を戻そうとしたときだった。
不意にこちらを向いた中田海歌と目が合った。
にこっと笑い、手を振っていた。
振り返していいのかと悩んだ末、
無視する事もできず振り返した。
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