夢喰い白黒猫
~鈴猫side~
やっぱりみんな、そう言うんだ。
好きな子とくっつきたいからって、
魔法や魔術を使う。
自分の思い通りになるなら、なんでも
いいって考え。
そんな考えしか人間にはないから。
だから人間は嫌いだ。
『はぁ……。』
苺と言う子のクラスにき来たあたし。
苺を呼び出してもらう。
「あの、私に何か?」
『あ、うん。あのね?これ……。』
「…何?これ…。」
『あたし、占いが出来るの。近々、
貴女は不幸な出来事に教われ、
一生の傷物となるでしょう。』
「はぁあ…。」
苺は困ったような声を出した。
『だから、お守りです。突然、訪れて
スミマセン。』
「あ、いえ。…それでは貰っときます。」
『はい。』
苺はそう言って、あたしの手の平に
乗せてあるお守りを手に取る。
すると……。
「あ……れ…?」
苺(彼女)に異変が起こった。
『……フッ。』
あたしは口端を少しだけあげ、笑った。
さっきあげたお守りは、ターゲットが
手にするとご主人様のことしか目に
入らない状態になるように出来ている。
『貴女の好きな人は?』
「…吉田くん。」
『クスッ。良くできました。』
あたしはそう言って
苺が持っているお守りに魔力を
少し足した。
『告白、する?』
「…うん。」
『よかった。あたし、吉岡くんが
好きなんだ。…だから、苺が
吉田くんのこと想ってるって
気付いちゃって…。本当にごめんね?』
「鈴ちゃんが……?」
『はい。』
「……あたし、今日中に告白する!
貴女なんかに取られてたまるものですか!!!」
これでよし。
嫉妬が出来れば完璧に魔法に
酔っている証拠。
『そっか。でも、あたしは
フられちゃって……。」
「えッ……?」
『アハハッ。それだけだよ!
それじゃぁね♪』
「あ、うん。」
やっぱりみんな、そう言うんだ。
好きな子とくっつきたいからって、
魔法や魔術を使う。
自分の思い通りになるなら、なんでも
いいって考え。
そんな考えしか人間にはないから。
だから人間は嫌いだ。
『はぁ……。』
苺と言う子のクラスにき来たあたし。
苺を呼び出してもらう。
「あの、私に何か?」
『あ、うん。あのね?これ……。』
「…何?これ…。」
『あたし、占いが出来るの。近々、
貴女は不幸な出来事に教われ、
一生の傷物となるでしょう。』
「はぁあ…。」
苺は困ったような声を出した。
『だから、お守りです。突然、訪れて
スミマセン。』
「あ、いえ。…それでは貰っときます。」
『はい。』
苺はそう言って、あたしの手の平に
乗せてあるお守りを手に取る。
すると……。
「あ……れ…?」
苺(彼女)に異変が起こった。
『……フッ。』
あたしは口端を少しだけあげ、笑った。
さっきあげたお守りは、ターゲットが
手にするとご主人様のことしか目に
入らない状態になるように出来ている。
『貴女の好きな人は?』
「…吉田くん。」
『クスッ。良くできました。』
あたしはそう言って
苺が持っているお守りに魔力を
少し足した。
『告白、する?』
「…うん。」
『よかった。あたし、吉岡くんが
好きなんだ。…だから、苺が
吉田くんのこと想ってるって
気付いちゃって…。本当にごめんね?』
「鈴ちゃんが……?」
『はい。』
「……あたし、今日中に告白する!
貴女なんかに取られてたまるものですか!!!」
これでよし。
嫉妬が出来れば完璧に魔法に
酔っている証拠。
『そっか。でも、あたしは
フられちゃって……。」
「えッ……?」
『アハハッ。それだけだよ!
それじゃぁね♪』
「あ、うん。」