夢喰い白黒猫
夜ーーーーーーーー。
「今日さ、苺に告白されたんだよね…。」
『はい。』
「……お前、いつもどうやって
願いを叶えてるわけ?」
『…それはお教えできません。』
「そっか。そうだよなぁ~、普通。」
『それより、月を見て頂きたいのですが?』
「月?」
『はい。…この様子でしたら、
あと1日でしょう。』
「おいおい!1日減ったじゃねぇか!」
『……ご主人様の欲望、願望、期待。
なんでも叶えて差し上げましょう…。』
「…この世の全てが俺のものに。」
『かしこまりました。』
あたしはお辞儀をして、窓の枠へと
乗り、制服を剥ぎ取り、作業服へと
一瞬で変える。
『それでは、失礼します。』
「今日さ、苺に告白されたんだよね…。」
『はい。』
「……お前、いつもどうやって
願いを叶えてるわけ?」
『…それはお教えできません。』
「そっか。そうだよなぁ~、普通。」
『それより、月を見て頂きたいのですが?』
「月?」
『はい。…この様子でしたら、
あと1日でしょう。』
「おいおい!1日減ったじゃねぇか!」
『……ご主人様の欲望、願望、期待。
なんでも叶えて差し上げましょう…。』
「…この世の全てが俺のものに。」
『かしこまりました。』
あたしはお辞儀をして、窓の枠へと
乗り、制服を剥ぎ取り、作業服へと
一瞬で変える。
『それでは、失礼します。』