彼女のattitude ~学園・非公認的恋愛~
「……へ?うわわあぁぁ!!」
あわてて飛びのき、前につんのめってその場にへたり込んでしまう。
し、知らなかったとは言え、わたわた、わたしってばお墓の上に――!
「ふ、ふふ、くっ、あははははは!」
なにごとかと顔をあげると、カメラの男の子が身体を折って爆笑していた。
その細い身体のどこから出してるのか、結構な声量だ。
さっきの印象とは真逆をいくような変わりっぷりに、面食らってしまう。
涙目になってるし、咳き込んでるし、まるで、感情にブレーキがきかない子どもみたい。
「はぁ、ごめん。お墓っていうのは嘘。だけど、そこには座らないほうがいいかな」
落ち着いたらしい男の子は、わたしに近づいてきて手を差し伸べた。
あわてて飛びのき、前につんのめってその場にへたり込んでしまう。
し、知らなかったとは言え、わたわた、わたしってばお墓の上に――!
「ふ、ふふ、くっ、あははははは!」
なにごとかと顔をあげると、カメラの男の子が身体を折って爆笑していた。
その細い身体のどこから出してるのか、結構な声量だ。
さっきの印象とは真逆をいくような変わりっぷりに、面食らってしまう。
涙目になってるし、咳き込んでるし、まるで、感情にブレーキがきかない子どもみたい。
「はぁ、ごめん。お墓っていうのは嘘。だけど、そこには座らないほうがいいかな」
落ち着いたらしい男の子は、わたしに近づいてきて手を差し伸べた。