彼女のattitude ~学園・非公認的恋愛~
「桐ったら……制服!」
おばあちゃんがわたしの格好に気づく。
「うん、今日から学校復帰! 一週間も休んじゃったからね」
できるだけ明るく、心配かけないように言った。
「それでも、もう一日くらい様子見たら?」
「いやいやイヤイヤ、さっきのお騒がせを見る限り、元気有り余ってるみたいだし。平気っしょ」
葵のほうにキッと視線を向けるも、本人はそ知らぬ顔でお味噌汁をすすっている。
「あらあら。葵はね、こんな風だけど、桐がうなされてる時はすごくオロオロしてて――」
「わああああ!よ、余計なこと言うなって!と、と、とにかく」
こほん、とひとつ咳払いをして、葵は言う。
おばあちゃんがわたしの格好に気づく。
「うん、今日から学校復帰! 一週間も休んじゃったからね」
できるだけ明るく、心配かけないように言った。
「それでも、もう一日くらい様子見たら?」
「いやいやイヤイヤ、さっきのお騒がせを見る限り、元気有り余ってるみたいだし。平気っしょ」
葵のほうにキッと視線を向けるも、本人はそ知らぬ顔でお味噌汁をすすっている。
「あらあら。葵はね、こんな風だけど、桐がうなされてる時はすごくオロオロしてて――」
「わああああ!よ、余計なこと言うなって!と、と、とにかく」
こほん、とひとつ咳払いをして、葵は言う。